あなたは、日ごろから奥さんに対して、「夫婦だから遠慮せずに甘えてもいい」なんて考えていませんか。
確かに、結婚当初はそういった甘えもお互い許してもらえますが、結婚して年月が経つにつれて、だんだんとその甘えが大きくなっていき、いつしかわがままになってしまうことも。
いびきに関しても、自分はいびきをかいている自覚がないからといって、奥さんに甘えていないでしょうか。
奥さんに「いびきがうるさい!」と言われても、別に大したことないし、こんなふうにネットで調べながらボチボチ対処しよう、なんて思っていると、そのうち夫婦仲までこじれてしまいますよ。
奥さんは、あなたがいびきをかいている横で、日々眠れずに苦しんでいるはず。
まずは、いびきを治すということにコミットしてください。全てはそこから。
いびきが横向きでも治らないときの原因は、鼻づまりとのどの病気にあるんです。
今回は、そのことについて詳しく説明していきます。
Contents
いびきを治すということ
ほんの少しの努力と行動、そして継続の力があれば、いびきは治すことができます。
毎日少しづつでも継続して取り組むことができれば、もういびきは治ったも同然。あとは結果が出てくるまで、それをやり続けるだけです。
また、毎日の良質な睡眠は、脳を含めた身体の組織を回復させ、健康でいるためには必要なものですよね。
あなたがいびきを治すことは、あなたの健康を心配しつつ、自身も寝不足で悩んでいるあなたの奥さまも救うことにもなります。そして夫婦、さらには家族全体の幸せにもつながっていくんです。
これは本当のことです。何も大げさなことではありません。あなたがいびきを克服した先に待っているのは、自信にあふれた、幸せな充実感のある毎日。
あなたが一日も早くいびきを改善し、健康で幸せな日々を送られることを願っています。
いびきがうるさいと言われ・・・横向きでも治らない
いびきの原因は、寝ているときに舌が落ち込み、気道が狭くなったところで、そこを空気が通ることで発する振動音。
横向きで寝ると舌の落ち込みが少なくなり、気道が狭くなるのを防ぐことができます。
それなのに「いびきが横向きでも治らない・・・」というあなた、そこには必ず何かしらの原因があります。
- きちんと横向き寝ができているか →途中で寝返りをして仰向けになっていないか
- 枕の高さが合っていない →高過ぎ・低過ぎで、首が真っすぐになっていない
- 肥満 →のどの周りに脂肪がついている
- 鼻づまり →慢性鼻炎による鼻いびき
- のどの病気 →扁桃肥大、口蓋垂が大きい(のどちんこ)
などが考えられますね。
いびきが横向きでも治らない原因は鼻づまりとのどにあり
前の項で説明した、いびきが横向きでも治らない原因のうち、上の2つは睡眠環境によるもの。
参考:横を向いて寝てもいびきをかいてしまう|横向きでも治らないのはなぜ?
また、3番目の「肥満」については別の記事で書いていますので、こちらをご覧ください。
参考:いびきの原因は肥満が最も多い!いびき体操ダイエットで治す方法
ということで、ここでは鼻づまりと、のどの病気について説明します。
鼻づまり
鼻炎で鼻が詰まっている状態だと、口呼吸になりますよね。その口呼吸が舌の落ち込みを助長して、いびきがひどくなるんです。
鼻が詰まっている原因として考えられるのは、副鼻腔炎(昔は蓄膿症と呼ばれていました)や鼻中隔彎曲(鼻の骨が曲がった状態=形成不良)といった病気。
また、副鼻腔炎を放置しておくと鼻の粘膜が腫れあがり、鼻の中に鼻茸(鼻の粘膜の炎症でできるポリープ=腫瘍)ができます。これもいびきの原因になります。
ここでもう一度お伝えしますが、いびきの原因は、寝ているときに舌が落ち込み、気道が狭くなったところで、そこを空気が通ることで発する振動音。
鼻づまりによって口呼吸になると、当然口が開きますが、口が開くと、舌の落ち込みがひどくなるんです。それはなぜなのか。
ここからは、あなたの想像力をフル回転させてください。
口が開くと、のどの方向へ下あごが動きます。あごは上下に動くのではなく、顎関節を支点として、円を描くように動くから。
そうするとどうなるか。下あごがのどを圧迫して、のどの奥の気道が狭くなり、この状態で呼吸をすると、いびきが発生するわけです。
これが口呼吸によるいびき発生のメカニズム。ここまでついてこれてますか?
また、通常は鼻で呼吸をすることで、空気中の菌やウイルスを鼻毛と鼻の粘膜を通してフィルターし、その後にのど、気管、肺へ空気を送ることによって、のどや肺を守っています。
口呼吸になると、鼻のフィルターを通さずに直接空気を取り込むことになるため、のどや肺に負担がかかります。いびきに対しては、そうしたのどへの負担増が大きく影響してきます。
のどの病気(扁桃肥大、口蓋垂)
扁桃(へんとう)は一種の免疫系器官で、呼吸器から進入した細菌やウイルスが体中に回らないようにする役割を持っています。
扁桃が炎症を起こして腫れている場合、喉の気道が狭くなって、いびきの原因となることがあり、この場合は肥大した部分を切り取るなどの手術が行われます。
そんな大事な器官を切り取っても大丈夫なの?と思われるでしょうが、扁桃よりは小さくて同様の役割を持つリンパ小節というものが体中に存在するため、健康に影響が出ることはありません。大丈夫です。
なお、この扁桃肥大はいろんな感染症の原因となることが多いので、もしあなたがそうであれば早めに対処してください。
もう一つ、口蓋垂(のどちんこ)が生まれつき大きな人は、特に口呼吸の時に気道が狭くなったり、のどちんこ自体が振動して、それがいびきになるんです。
こちらも扁桃肥大と同様、肥大した部分を切り取るなどの手術が行われます。
まとめ
いびきが横向きでも治らないときの原因のうち、今回は鼻づまり(口呼吸)、そしてのどの病気についてお伝えしました。
口呼吸はいびきの原因となるだけでなく、鼻のフィルターを通さずに直接空気を取り込んで体に負担をかけるため、心当たりのある方はすぐに治してください。
のどの病気については、正直なところ自分ではわかりませんので、気になる方は病院で調べてもらうのがよいですね。
のどの病気と鼻づまりを改善して、いびきを治して、快眠と健康、そして幸せを手に!
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