いびき_舌回し体操

 

奥さんにいびきがうるさい!と言われ、最近は体重も増えてきて、めっきり中年オヤジになってきたな・・・なんて思っているあなた。

人生まだまだ先は長いですから、あきらめるのはまだ早いですよ!

 

肥満がいびきの原因なら、10日間で効果が出てくる治し方があります。

その方法とは、

「舌回し体操で舌の筋肉を鍛え、ヨガの呼吸法を取り入れることで口呼吸を改善する」。

 

「え、たった10日間で?」

と思われるかもしれませんが、いびきの原因によっては、ほんとに10日間で効果を実感することができます。

ちょうど、舌回し体操を始めてから脂肪が減り始めるのが、それくらいなんですよね。

 

いびきの原因の多くは舌の落ち込みが原因。舌の筋肉を鍛え、呼吸法の改善で口呼吸にすることによって、いびきを治すことが期待できます。

今回は、その舌体操と呼吸法のやり方を詳しくご紹介します。

 

いびきは自力で治すことが可能

トレーニング1

 

いびきを治すには、舌回し体操をはじめとする筋トレをやると効果が高いんです。

病院にも行かず、自力で治すことが可能に。

 

「舌を筋トレするなんて、聞いたことないけど・・・」

という声が聞こえてきそうですが、実は、舌の組織は筋肉でできておりまして、筋トレがすごく有効なんです。

 

私たち人間の筋肉は、何もしなければ年を取るにしたがって、だんだんと衰えていきますよね。

足腰の筋肉が衰えると歩くのが困難になるように、舌の筋肉が低下すれば、寝たときに舌の落ち込みが大きくなっていびきがひどくなります。

 

10日間でいびき改善効果が出てくる舌回し体操と呼吸法

10日で治せる

 

だから、普段の筋トレがとても重要ということ。いびきを治すためには、舌回し体操で舌の筋肉を鍛え、それにプラスしてヨガの呼吸法を取り入れて口呼吸を改善していくことが効果的。

舌の筋肉が鍛えられ、口呼吸が鼻呼吸に改善され、そしていびきが治るというわけです。

 

肥満がいびきの原因となっている人なら、およそ10日間くらいでいびき改善の効果が出てくる。

そうでない人でも、3ヶ月続けることができれば、たいていのいびきは治せます。

 

それでは、いびきを治すための舌体操と呼吸法のやり方を説明しますね。

 

舌回し体操

舌回し体操は、二重アゴの改善や小顔になるための美容体操として有名なのですが、いびきにも効果があるんです。

 

実際にやってみると、やっている間は喉のあたりが活発に動く感じがして、終わった後には喉まわりの筋肉に疲労感を感じます。

すごく効いている感じがしますね。これは期待できますよ。

 

 

舌回し体操のやり方

口を閉じた状態で、

  1. 舌を歯の外側に沿ってゆっくりと右回りに20回まわす。
  2. 同じように左回りに20回まわす。

これを1セットとして、1日3セット行います。

 

あいうべ体操

あいうべ体操は、いびきの改善効果もあるのですが、本来は口呼吸の改善を図る体操。

あいうべ体操を続けることで、口を開いて口呼吸を行うのを防ぎ、鼻呼吸を促してくれます。

 

 

あいうべ体操のやり方

ポイントは、1つ1つ大きく口を動かし、ゆっくりと行うこと。

  1. 「あー」と口を大きく開けて、1秒キープ。
  2. 「いー」と口を横に大きく広げて、1秒キープ。
  3. 「うー」と口を思い切りすぼめて、1秒キープ。
  4. 「べー」と舌を出して、1秒キープ。 前にではなく、下に向かって出すように意識して。

 

これを、10回1セットとして、1日3セット行います。

 

ヨガの呼吸法を取り入れる

ヨガの呼吸法にはリラックス効果とストレス緩和の作用があり、これを取り入れることで、自律神経を整えて睡眠の質を高めることができます。

舌体操とセットで行うことで、いびきの改善を加速させます。

 

今回ご紹介するのは、ヨガの呼吸法の1つである「片鼻呼吸法」。まずはやり方をどうぞ。

 

 

片鼻呼吸法のやり方

  1. 両鼻から大きく深呼吸する(3~4回)
  2. 右手親指で右小鼻を押さえて左小鼻から息を吸う(4秒)
  3. 右手親指で右小鼻を押さえたまま、右手薬指と小指で左小鼻を押さえて息を止める(16秒)
  4. 右手親指を開放して、右小鼻から息を吐く(8秒)
  5. 吐ききったら、右小鼻から息を吸う(4秒)
  6. 右手親指で右小鼻を押さえて息を止める(16秒)
  7. 右手薬指と小指を解放して、左鼻から息を吐く(8秒)
  8. 吐ききったら、左小鼻から息を吸う(4秒)
  9. 手順1〜8を何度か繰り返す
  10. 最後にもう一度、両鼻から大きく深呼吸する(3~4回)

 

これをヨガポーズ(蓮華座)で座って、リラックスした環境で目を閉じてやると、さらに効果的。

 

片鼻呼吸法の効果

この片鼻呼吸法の目的は、交感神経と副交感神経のバランスを整えること。

それ以外にも血行促進の効果があり、いびきをかくことによる低呼吸によって酸素不足になっている体にも効果的です。

 

10日間も続けられない・・・という人へ

「10日間はともかく、3ヶ月も続けられるかな・・・」

と心配な人へ、あることを継続して習慣化するためのコツをお伝えします。

 

そのポイントは2つ。

  • いちどにあれもこれも取り入れず、必ず1つずつ習慣に取り入れること
  • すでに習慣化している行動と一緒にやってみる

 

例えば、いびきを改善したいから舌体操を、痩せたいからジョギングを、と2ついっぺんに習慣化しようとすると大変ですよね。

習慣化するためには行動を1つずつ、確実に取り入れていきましょう。

1つのことを習慣化できてから、次のことを取り入れる、とすれば割と簡単です。

 

また、歯磨きなど「すでに習慣化している行動と一緒に」やると取り入れやすいですね。

例えば、夕方に散歩するのが日課の人なら、散歩しながら舌体操をやってみる、とか。

 

サラリーマンなら通勤途中にやるのが続きやすいですが、さすがに周りの目が気になりますよね。

やはり、夜寝る前に時間を取るのがやりやすいでしょう。

 

いびきを治すということ

多少の時間はかかりますが、家庭でも簡単にできる、いびきを根本から治す方法があります。

 

いびきを根本から治すには、やはりその根本原因を無視して改善グッズを使ったり、手術をして治そうとしても一時的な効果しかありません。

 

では、その根本原因とは何なのか。

 

それは、のど周辺の筋肉のゆるみです。のどは周辺が筋肉で支えられていて、起きている時はその筋肉が緊張しているため、口で呼吸しても音は出ません。

 

それが、睡眠中は体がリラックスするために、あごが下がり、また舌も落ち込み、空気の通り道(気道)をふさぎます。

この状態で呼吸をすると、空気抵抗によって、のどの奥周辺の粘膜が振動していびきをかくのです。

 

いびきを改善するコツは、身体の根本からいびきを抑えるようにする体質に働きかけ、内側から導いていくこと。

少し難しい言い方をすると、内部ケアから自然治癒作用を導くのが根本解決のための原則

 

あなたが一日も早くいびきを治し、健康で幸せな日々を送られることを願っています。

 

まとめ

トレーニング2

 

今回は、「いびきを治す舌回し体操!」ということで、肥満が原因であれば10日間で効果の出る、舌回し体操と呼吸法をお伝えしました。

 

いびきの原因の多くは、寝ているときの舌の落ち込み。舌は筋肉でできた組織であるため、舌の落ち込みを防ぐには、舌回し体操をはじめとする筋トレがすごく有効。

さらに、ヨガの呼吸法を取り入れることで鼻呼吸を促して、さらにリラックス効果と血行改善をもたらします。

 

舌回し体操と呼吸法を身につけて、いびきを治して、快眠と健康、そして幸せを手に!

 


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