奥さんからいびきがうるさい!と言われ、いびきを治す方法をいろいろと調べて、横向きで寝てみたけど、それでもうるさい!と・・・
これはどういうことなのか、と悩んでいる方も少なくないでしょう。
いびきが横向きでもうるさい理由は、細かく見ていくと全部で7つあり、その中には横向きに寝ているつもりができていない場合も。
今回は、横向きに寝てもうるさい原因とその対策について、これを読めば解決できるよう全て解説していきます。
Contents
いびきが横向きでもうるさい原因を考える
いびきの原因はいろいろとありますが、代表的なのは上の絵のように「仰向きに寝ることで舌が喉の奥へ落ち込み、気道が狭くなり、その狭くなった部分を呼吸による空気が通ることで、振動が発生する」というもの。
この舌の落ち込みは重力によるものですから、横向きで寝れば、舌は落ち込まずに気道が狭くなることはなく、いびきもかかなくなるという原理なわけです。
でも、いびきが横向きでもうるさい、止まらないということは、これ以外の原因が影響しているということですよね。
では、いったい何が原因となっているのか、それを突き止めることが重要です。
ここでは、考えられる原因と対策をあげてみます。
いびきがうるさい!奥さんがノイローゼになる前に対策を
自分で知らないうちに、隣で寝ている奥さんに迷惑をかけてしまっている現状。これを早くどうにかしたいものですよね。
奥さんがノイローゼになってしまうことのないよう、早めの対策を打つべきです。
以下に紹介する原因を1つずつ吟味して、自分のいびきに当てはまるものを見つけ出してみてください。
原因その1:肥満体型
肥満、特に首周りに脂肪がついているような人は要注意。首周りの脂肪は気道の内側にもついていて、もともと気道が狭くなっているんです。
だから、ちょっとした寝姿勢の影響でいびきをかいてしまうわけ。
太っている人はこれを機にダイエットするしかありません。
離婚されるかもしれない状況を考えれば、それくらいがんばれますよね。
原因その2:寝る前のお酒
これは経験されて何となくわかってらっしゃるでしょうが、アルコールには全身の筋肉をゆるめる作用があります。
寝る前にお酒を飲むと、アルコールが作用して舌の筋肉をゆるめ、いびきをかくのです。
対策は、最低でも週に1度は休肝日を作ること。それと飲む量を少し控えましょう。
週に1度でもいびきをかかずに寝ることができると、それだけでも体を休めることができます。
原因その3:寝ている途中で仰向けに戻っている
寝始めは横向きに寝たつもりが、途中で寝返りをうって仰向けになってしまっているパターン。
これまで横向き寝をしていなかった人なら仕方ないことで、横向き寝に慣れるまでにはどうしても時間がかかるものです。
対策としては、横向き寝用の枕を使って、横向き寝の理想形である「前傾側臥位」にすること。
体はうつ伏せに近い状態で、顔はななめ下に向くような感じです。
そうすれば、寝返りも打ちにくくなり、舌の落ち込みもなくなります。
原因その4:枕の高さが合っていない
理想の高さよりも枕が低すぎると、首が下方向に曲がってしまいますよね。
逆に、枕が高すぎると、今度は首が上方向に曲がってしまい、同様に気道が狭くなります。
そうやって首が曲がったときに内部の気道が狭くなってしまうと、いびきが発生するわけです。
寝たときに首が曲がらず真っすぐになるように、枕の高さを調整してみてください。
この調整はなかなか難しいですが、これができれば気道が拡がって、いびきをかきにくい状態にできます。
原因その5:鼻づまり
鼻づまりがあると、鼻で息がしにくいために口呼吸となり、横向きでもいびきがうるさい原因に。
鼻炎の原因として考えられるのは、副鼻腔炎(蓄膿症)や鼻中隔彎曲(鼻の骨が曲がった状態=形成不良)といった鼻の病気です。
この場合は病院で診てもらうのがいちばん。慢性的な鼻づまりであれば特に。
原因その6:扁桃肥大
生まれつき扁桃腺が肥大していると、喉の気道が狭くなって、いびきの原因となることがあります。
これは扁桃肥大と呼ばれ、いろんな感染症の原因となることが多いので、もしあなたがそうだった場合は、早めに対処したほうがよいでしょう。
こちらも病院で診てもらうのが早いですね。
原因その7:顎が小さい
顎が小さい人は骨格に問題があり、歯のかみ合わせも悪く、口が閉じにくいと感じている人もいるでしょう。
こういう人は仰向けに寝たときに下アゴが重力で下に下がり、口が開いてしまいます。
また、横向きに寝たつもりで、体は横向きのまま顔だけがななめ上を向いてしまうと、アゴが小さいために口が開いて、アゴと一緒に舌が落ち込み、いびきをかいてしまうということがあります。
対策としては、マウスピースを使って口の開きを抑えるのが有効です。
参考:いびきがマウスピースで治るのはなぜ?いびきを治す自力改善グッズ5選
いびきを治すということ
いびきは、かいている本人よりも隣で寝ている人の悩みのほうが深いのです。
あなたは奥さんから「いびきがうるさくて耐えられない。もう離婚したい」と言われていませんか。
そこまで言われていなくても、奥さんとの関係が険悪になって普段の会話もなく、口を開けば喧嘩ばかり。毎日気まずい思いをされている方もいらっしゃるでしょう。
それだけ、奥さんはあなたのいびきに対して深刻な悩みを抱えているわけで、あなたはそのことにもっと気遣ってあげる必要があるのではないでしょうか。
あなたのためはもちろんのこと、奥さんやお子さんのためにも、いびきを根本的に治すための行動を起こしませんか。
いびきは、かいている本人はなかなか自覚できないもの。だから、誰かに指摘されるまでは、自分がいびきをかいているなんて考えもしないのです。
それゆえ、当の本人は「たかがいびきくらいで・・・」と思いがちですが、横で寝ている奥さんはたまったものではありませんよね。
毎日毎晩、すごいいびきを聞かされて眠れない・・・そんな奥さんの身になって想像してみたら、どうでしょう。あなたは耐えられますか?
それに、奥さんが離婚を考えるまで思いつめてしまうのは、他にも理由があると思うんです。
なぜなら、いびきだけが原因だったら、夜は別の部屋で寝れば済む話だから。
自分の胸に手を当てて、よく考えてみてください。「いびきがうるさい!」と奥さんが口に出したときの、その心の奥にある本当の気持ちを。
あなたはいつも仕事ばかりで、帰りも遅く、平日はおろか、休みの日でも家事をしない。
子どものことも任せっきり、だと奥さんは大変ですよ。共働きだったら、よけい不満がつのります。
「2人とも働いているのに、どうして私だけ家事・育児をやらなきゃいけないのよ!」
と奥さんは心の中で思っているのではないでしょうか。もしくは、すでにあなたはその文句を言われているかもしれませんね。
結婚して子どもができてから、お互い夫婦というよりはお父さんとお母さんになってしまって、結婚前のように2人一緒にいて楽しいという感情も最近は感じなくなっているのでは。
それも奥さんにとっては不満なのかもしれませんよね。
いつまでも大きな子どもでいては、そのうち奥さんから愛想をつかされて、気まずい老後を送ることになります。
そんなことにならないよう、あなたが一日も早くいびきを治し、健康で家族みんなが幸せな日々を送られることを願っています。
まとめ
今回は、いびきが横向きに寝てもうるさいときに考えられる原因とその対策についてお伝えしましたが、ご自分に当てはまるものはありましたでしょうか?
自分のいびきの原因だと思われるものがあれば、その対策を試してみてください。
いろいろと思い悩んでいるだけでは解決しませんから、まずは行動することが大事ですよ。
きちんと原因を突き止めて、いびきを治して、快眠と健康、そして幸せを手に!
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