疲れていびきをかく

 

疲れているときは、普段いびきをかかない人でもいびきをかいてしまうことがあります。

なぜなら、体が疲れていると、寝たときに疲れを取るために筋肉がゆるむ作用が働いて、喉の周りの筋肉もゆるんで、舌の落ち込みが大きくなるから。

 

舌の落ち込みが大きくなると、気道が狭くなるのでいびきをかくわけです。こういった一時的ないびきであれば、普段は熟睡できているので、さほど気にする必要はありません。

ただ、いびきと疲れ、どっちが先か?という問題が。

 

例えばいびきが先だった場合、普段からいびきをかいていると、寝ている間にうまく呼吸ができず、低呼吸という状態になって酸素不足になります。

そうすると、熟睡できないために疲れが取れず、疲労が体にたまっていくことに。

 

この場合は、先にいびきを治さないと疲れも取れないという、悪循環ですよね。

今回は、横向きで寝てもいびきがうるさいときの原因と、自力で治す方法をお伝えします。

 

横向きで寝てもいびきがうるさいのは疲れが原因?

いびきの原因は疲れ?

 

横向きで寝てもいびきがうるさいとき、それは疲れが原因なのでしょうか。

 

睡眠中にいびきをかくことで低呼吸がおこると、体は酸素不足になります。低呼吸で呼吸が少なくなるということは、酸素をうまく取り込めなくなるということだから。

酸素不足になると途中で眠りが浅くなり、熟睡できないために体の疲れは回復しづらくなります。

 

まさにこのいびきと疲れの関係は、「卵が先か、ニワトリが先か」の話であって、疲れが先だったらそれほど問題はありません。

 

逆にいびきが先だったら、これは深刻な問題になりかねない。

もし、次の項で紹介する4つの原因に当てはまるなら、その原因に応じた、適切な処置をやってくださいね。

横向きで寝てもうるさいいびきを自力で治すことはできる?

いびきは治るの?

 

結論から言えば、横向きで寝てもうるさいいびきを自力で治すことはできます。

ただし、その原因は単純ではない場合が少なくないため、全てを自力で治すことができるかどうか、は正直なところ半々といったところ。

 

以下に、横向きで寝てもうるさいいびきの原因と治し方を示しますね。

 

鼻づまり

鼻づまりの原因として考えられるのは、副鼻腔炎(昔でいう蓄膿症)や鼻中隔彎曲(鼻の骨が曲がった状態=形成不良)といった病気。

また、副鼻腔炎を放置しておくと鼻の粘膜が腫れあがり、鼻の中に鼻茸(鼻の粘膜の炎症でできるポリープ=腫瘍)ができることがあるのですが、これもいびきの原因になります。

 

この場合、多くは耳鼻科での治療になると認識してください。

 

喉の病気

口蓋垂(のどちんこ)が生まれつき大きな人や、扁桃肥大という扁桃腺が肥大している状態の場合、喉の気道が狭くなって、いびきの原因となることがあります。

この場合は、いろんな感染症の原因となることも多いため、もしあなたがそうであれば、早めに病院での対処をおすすめします。

 

寝ている途中で仰向けに

これはもうオチでしかないんですけど、最初は横向きになって寝たつもりが、寝ている途中で仰向けに。つまり、寝返りを打っている場合があります。

 

そもそも人間は、寝ている間に寝がえりを打つもので、その回数は睡眠中に10~20回程度。

その理由は、血液の循環を良くしたり、体の温度調節を行うためという大事な役割

 

でも今のあなたには、いびきをかいてしまうほうが問題ですよね。

まずはきっちりといびきを治して、それからは自由に、好きなように寝返りが打てるようにしましょう。

 

この場合は、横向き寝用の枕や抱き枕を使って、きちんと横向き寝を実現することでいびきは解消。

 

顎が小さい

顎が小さい人は骨格に問題があり、その骨格が原因で気道が狭くなることがあります。

 

どういうことかというと、口が開いたとき、よくよく意識してみると、開いた下顎は喉のほうに動きますよね。

その下顎が、喉の気道を圧迫するんです。それで気道が狭くなっていびきをかく、と。

 

手術するのは難しく、比較的簡単で有効な対処法は、マウスピースを使って舌の落ち込みを防ぐこと。

この場合は、歯科でマウスピースを作成してもらう、もしくは市販のものを利用することになります。

 

いびきを治すということ

ほんの少しの努力と行動、そして継続の力があれば、いびきは治すことができます。

毎日少しづつでも継続して取り組むことができれば、もういびきは治ったも同然。あとは結果が出てくるまで、それをやり続けるだけです。

 

また、毎日の良質な睡眠は、脳を含めた心身の組織を回復させ、疲労を取り除くとともに、健康でいるためには必要なものですよね。

また、睡眠は免疫力を上げ、さらに記憶を定着させる役割も持っています。つまり、毎日の良質な睡眠が、活力ある日常生活につながっていく。

 

あなたがいびきを治すことは、あなたの健康を心配しつつ、自身も寝不足で悩んでいるあなたの奥さまも救うことにもなります。

そして夫婦、さらには家族全体の幸せにもつながっていくんです。

 

これは本当のことです。何も大げさなことではありません。あなたがいびきを克服した先に待っているのは、自信にあふれた、幸せな充実感のある毎日。

あなたが一日も早くいびきを改善し、健康で幸せな日々を送られることを願っています。

 

まとめ

いびきを治す

今回は、横向きで寝てもいびきがうるさいときの原因と疲れとの関連、および自力で治す方法をお伝えしました。

横向きで寝てもいびきがうるさい場合、その原因は単純ではない場合があって、全てを自力で治すことは難しい。

 

そのため、その原因によっては病院で治療してもらう必要が出てきてしまい、今回お伝えした中では鼻づまりや喉の病気が該当します。

自分がそうかも、と思う人は、まずは病院を受診してみてください。耳鼻咽喉科のある病院がおすすめです。

 

疲れといびきを治して、快眠と健康、そして幸せを手に!

 


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