横向きでデスクに寝る男性

 

奥さんから、横向きでもいびきがうるさい!と言われ、どうしたらいいのかわからないあなたへ。

いびきは横向き寝で治るというのが一般的に知られていますが、あなたはそうではないということですよね。

 

何か特別な原因がそこにはあるはず。何か特別な原因が。

それはいったい何かというと、そのポイントは生活習慣と枕の高さ、そして骨格の問題にあります。

 

今回は、横向きでもいびきがうるさいときの治し方として、3つのポイントをお伝えします。

 

いびきを治すということ

多少の時間はかかりますが、家庭でも簡単にできる、いびきを根本から治す方法があります。

 

いびきを根本から治すには、やはりその根本原因を無視して改善グッズを使ったり、手術をして治そうとしても一時的な効果しかありません。

 

では、その根本原因とは何なのか。

 

それは、のど周辺の筋肉のゆるみです。のどは周辺が筋肉で支えられていて、起きている時はその筋肉が緊張しているため、口で呼吸しても音は出ません。

 

それが、睡眠中は体がリラックスするために、あごが下がり、また舌も落ち込み、空気の通り道(気道)をふさぎます。

この状態で呼吸をすると、空気抵抗によって、のどの奥周辺の粘膜が振動していびきをかくのです。

 

いびきを改善するコツは、身体の根本からいびきを抑えるようにする体質に働きかけ、内側から導いていくこと。

少し難しい言い方をすると、内部ケアから自然治癒作用を導くのが根本解決のための原則

 

あなたが一日も早くいびきを治し、健康で幸せな日々を送られることを願っています。

 

横向きでもいびきがうるさいのは

うるさい

 

横向き寝がいびきに効果のある理由は何かというと、横向きに寝ることによって、舌の落ち込みを防ぎ、喉の気道が狭くなるのを防ぐことができるから。

 

いびきは、仰向けに寝ることで舌が喉(のど)の下に落ち込み、気道がより狭くなり、そこに空気が通ることで気道の周囲が振動することで起こります。

横向き寝によって気道が狭まることがなければ、そもそもいびきは起きない、というわけ。

 

でもあなたはそうではなく、横向きでもいびきがうるさいということは、舌の落ち込み以外に原因があるということ。

それはいったい何なのか、その原因を踏まえた治し方3つのポイントをお伝えしましょう。

 

横向きでも止まらない!いびきの治し方3つのポイント

医師

 

肥満

例えば二重アゴのような、首周りに脂肪がついているような人は、その首周りの脂肪によって寝る姿勢になったときに気道が狭くなるんです。

また、肥満体型だと横向きで寝ること自体が相当な負担ですよね。体がつらくなって、知らないうちに寝返りを打って仰向けに寝てしまっていることが考えられます。

 

もはや、これを機にダイエットするしかありませんよ。

 

せっかくだから、奥さんも誘って、一緒にやりましょう。一緒にウォーキングやジム通いをすれば、奥さんも運動不足を解消し、痩せることができますよね。

ヨガなんかも良いのではないでしょうか。呼吸を整えることができて、普段の睡眠時にいびきが原因で呼吸が浅くなっている人には効果あり。

 

枕の高さ

人間の頭を支えて、理想的な寝姿勢をサポートしてくれるのが枕。枕の高さといびきの関係って、実は深いんです。

 

枕が高すぎると首が上方向に曲がってしまい、気道が狭くなります。

また、枕が低すぎても、やはり同じように(今度は下方向に)首が曲がってしまいます。

 

本当は図解で説明したいところなのですが・・・ここは、あなたの頭の中で想像力をフル回転させてください!

そうやって首が曲がって、内部の気道が狭くなると、いびきが発生するわけです。

 

枕の高さをうまく調整して、寝たときに首が曲がらずに真っすぐになれば、気道が拡がっていびきが治る場合があります。

 

顎が小さい

ここで改めてお伝えしますが、いびきの原因は、寝ているときに舌が落ち込み、気道が狭くなったところで、そこを空気が通ることで発する振動音。

顎が小さい人は寝ているときに下顎が落ち込んで口が開きやすく、口が開くと、舌の落ち込みがひどくなるんです。それはなぜなのか。

 

ここも、あなたの想像力をフル回転させてくださいね。ここでも図解はありません!

口が開くと、喉の方向へ下顎が動きます。顎は上下に動くのではなく、顎関節を支点として、円を描くように動くから。

 

そうするとどうなるか。下顎がのどを圧迫して、喉の奥の気道が狭くなり、この状態で呼吸をすると、いびきが発生するわけです。

これが口呼吸によるいびき発生のメカニズム。

 

顎が小さいというのは骨格の問題で、簡単に治せるものではありませんよね。

 

外科手術で小さい顎を大きくすることは、なかなかできるものではありません。整形手術をするようなものだから。

ではどうしたらよいのか。

 

この場合、マウスピースを使います。マウスピースをつけて寝ることで、口が開くことを防ぎ、いびきをかかないようにすることができるんです。

 

いびきをマウスピースで治す方法については、こちらの記事で詳しく説明していますので、合わせてご覧ください。

参考:いびきがマウスピースで治るのはなぜ?いびきを治す自力改善グッズ5選

 

まとめ

青空

 

今回は、横向きでもいびきがうるさいのはなぜ?ということで、その原因を踏まえた治し方のポイントを5つお伝えしました。

 

この中でも私がすごいと思っているのは、「顎が小さい」ということ。これでいびきが発生するメカニズムは非常に興味深いですよね。

顎がそうなって、そこにいくと、そんなことになるのか!と感心しきりです。

 

この「顎が小さい」タイプの人は日本人に多く、痩せ型でもいびきをかく原因となり、ひどい場合は睡眠時無呼吸症候群にもなりえますから、注意が必要。

いつか図解でじっくり説明したいと思っているのですが、まあそのうち・・・

 

横向きでもいびきがうるさいときの治し方については、こちらの記事でも紹介していますので、ご覧になってみてください。

参考:横を向いて寝てもいびきをかいてしまう|横向きでも治らないのはなぜ?

 

横向きでもうるさいいびきを治して、快眠と健康、そして幸せを手に!

 


応援クリックをポチッとお願いします!

にほんブログ村 健康ブログ 寝言・いびき・歯ぎしりへ
にほんブログ村

 


いびきランキング