奥さんから「いびきがうるさい!」と言われ、いびきを治すために枕を探しているけど、なかなか自分に合う枕が見つからない・・・
そんな中、寝室を別にされてしまい、夫婦関係がピンチという人もいるのではないでしょうか。
いびきは枕なしで寝れば治るという話を聞いたことはありますか?
結論から言えば、枕なしで寝ればいびきが治るかどうかは、人によります。
さらに言うと、首の状態によっていびきが治る人と治らない人がいて、枕なしで寝るといびきが治る可能性が高いのは、ストレートネックの人。
最近はスマートフォンの使い過ぎにより、ストレートネックの人が急激に増えています。手に持ったスマートフォンを見るために、頭が自然と肩よりも前に突き出して、首に負担をかけるわけです。
あなたもその一人ではありませんか?
今回は、いびきの原因、いびきと枕の高さとの関係、そして枕でイビキをかかない方法をお伝えします。
Contents
いびきの原因
いびきは、寝たときに気道が普段より狭くなり、そこに空気が通ることで気道の周囲が振動することが原因。
では、気道が狭くなる原因は何かというと、これはいろいろとあるのですが、ここでは主な原因を4つ記載します。
いびきの原因その1:舌が下に落ち込む
仰向けに寝ることで舌が下に落ち込みやすくなり、気道がより狭くなってしまうんです。
横向きに寝ることで舌の落ち込みを防ぎ、気道が狭くなるのを防ぐことができます。
いびきの原因その2:アルコール
お酒は筋肉を緩ませる効果があります。寝る前にお酒を飲むとアルコールによって気道を支える筋肉が緩み、舌がより落ち込みやすくなって、いびきがひどくなるんです。
寝る前の飲酒は控えめにしてください。
いびきの原因その3:首周りの脂肪
首周りに脂肪がついている人は要注意。その脂肪によって、寝る姿勢になったときに気道が狭くなるんです。
二重アゴの人は要注意!これを機にダイエットしましょう。そのうち・・・ではいつまでたっても始まりませんよね。これを読んだ後、すぐに始めてください。
奥さんでもお友達でも、誰かほかの人と一緒にダイエットすると捗りますよ。
毎日体重計に乗って、それを記録していきましょう。それがモチベーションにつながるから。
いびきの原因その4:口呼吸
顎(あご)が小さい、歯並びが良くないなどの理由で、寝ているときに口が開いて口呼吸になってしまうと、これも舌が下に落ち込んで、いびきの原因に。
こんな場合は、いびき防止用の口閉じテープが有効。これを口に貼って寝ると、口呼吸を止めて鼻呼吸に導き、いびきを軽減してくれるんです。
いびきと枕の高さは関係する-枕でイビキをかかない方法-
人間の重たい頭を支えて、理想的な寝姿勢をサポートしてくれるのが枕。熟睡するためには欠かせない、重要なアイテムですよね。
この枕の高さといびきの関係って、実は深いんです。
仰向け寝の場合も横向き寝の場合も、枕が高すぎると首が上方向に曲がってしまい、気道が狭くなります。
また、枕が低すぎても、やはり同じように(今度は下方向に)首が曲がってしまいます。
本当は図解で説明したいところなのですが・・・ここは、あなたの頭の中で想像力をフル回転させてください!
そうやって首が曲がって気道が狭くなると、いびきが発生するわけです。
枕の高さをうまく調整して、寝たときに首が曲がらずに真っすぐになれば、気道が拡がっていびきが治る場合があります。
「治る場合がある」として断定しなかったのは、いびきにはいろんな種類があって、枕の高さ調整では治らないことがあるから。
もしいびきが治らなかったとしても、そうやって自分に合った枕を使うほうが、より熟睡できますからね。枕選びは全く無駄ではありません。
いびきは枕なしで寝れば治るの?
ここまでいびきの原因、そしていびきと枕の高さとの関係を見てきましたが、それでは、いびきは枕なしで寝れば治るのでしょうか?
他の記事では「横向きに寝ることで、舌の落ち込みを防ぎ、いびきを防ぐことができる」とお伝えしていますが、枕なしで横向きに寝るのはちょっとつらいですよね。想像するだけでも首が痛くなりそう。
では、枕なしで寝れば治る、というのはどういうことなのか?
実は、舌が落ち込むこと以外にも気道が狭くなる原因がありまして、それが前項で説明した、寝る姿勢になった時の首の曲がり具合。これが原因で起こるのが、いわゆる喉(のど)いびきというやつです。
枕なしで寝ると喉いびきが治る人というのはズバリ、ストレートネックの傾向がある人。
通常、首の頚椎(けいつい)はゆるいS字カーブを描いているのですが、ストレートネックの人は立ち姿勢で見たときに首が前に出ていて、真っすぐになってしまっています。
実際に枕なしだと、首のあたりが少し苦しいと思いますので、バスタオルを4つ折りにして、それを固くグルグル巻きにして作ったタオル枕を首のところに当てて寝てください。
ちなみにこのタオル枕、ストレートネック対策として整体の現場でも活用されている方法なんです。
なお、横向き寝枕で治す方法をこちらの記事でお伝えしていますので、「自分はストレートネックではないかも」という方はこちらをご覧ください。
参考:いびきは横向き寝枕で治す!タオルでの高さ調整から抱き枕まで一挙紹介
まとめ
今回は、いびきの原因と枕の高さとの関係、そしてストレートネックの人がいびきをかかないための枕なしで寝る方法をお伝えしました。
今回お伝えした、いびきと枕の高さとの関係はすごく重要ですので、繰り返し読んで理解するように。
また、タオル枕はストレートネック自体の対症療法としても効果がありますので、ぜひ試してみてください。
いびきとストレートネックを同時に治して、快眠と健康、そして幸せを手に!
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