仰向けで寝ると、舌が喉の奥へ落ち込んで気道が狭くなって、いびきをかく。
これがいびきの主な原因なわけですが、これからすると、うつ伏せでもいびきをかくのはなぜなのか、不思議に思いますよね。
うつ伏せで寝れば、舌が落ち込むこともなく、いびきはかかないはず。それでもいびきをかいてしまう原因は、肥満、喉の圧迫、または鼻づまりにあります。
今回は、それら考えられる原因を1つずつ、全て解説していきます。
Contents
うつ伏せでもいびきをかくのはなぜ?
冒頭でも書きましたが、いびきの原因の1つは、仰向けで寝たときに舌が喉の奥へ落ち込んで気道が狭くなること。
では、うつ伏せで寝てもいびきをかくのはなぜなのか?
これは、いびきの原因というのは上に挙げた以外にもさまざまあって、あなたがいびきをかいている原因が舌の落ち込み以外にある、ということなんです。
じゃあ、なぜあなたはうつ伏せでもいびきをかいてしまうのか、ここからはその原因を明らかにしていきます。
いびきがうつぶせでも治らない原因と対策
肥満が原因
まず1つ目は肥満。肥満だと気道の周りや舌にも脂肪が蓄積しているため、それだけで気道を狭くしてしまっている可能性が大。
この場合はダイエットするしかありません。食事量を減らす方法は健康的ではありませんし、リバウンドの恐れもあるので、運動をして痩せる方法をおすすめします。
喉の圧迫が起きているかも
2つ目は喉の圧迫。うつ伏せで寝たときに枕の高さが合っていないと、喉が圧迫されて気道が狭くなります。
立った姿勢のまま、思いっきり下を向いた状態で息をすると、普段は聞こえない息の音が聞こえます。これが喉の気道が狭くなって音が出ている状態。
これと似た状態がうつ伏せ寝のときにも起きて、いびきをかいているということが考えられます。
実はうつ伏せ寝ができていない場合も
3つ目はうつ伏せ寝しているつもりができていない場合。途中で寝返りを打って、仰向けになってしまったりしていないでしょうか。
この場合、体が息苦しいと感じて、それを避けるために仰向けになっている可能性も。うつ伏せ寝が体に負担をかけていると考えられます。
鼻づまりがあるなら耳鼻科で治療
最後は鼻づまり。鼻づまりがあると、あなたのいびきは鼻いびきである可能性が高い。
鼻いびきの場合は、その原因が鼻づまりなどの疾患にあるため、自力で治すことは難しいです。
軽い鼻づまりであれば、鼻腔拡張テープで改善する場合がありますが、まずは耳鼻科を受診することですね。
いびきを治すということ
家庭でも簡単にできる、いびきを根本的に治す方法があります。
いびきの原因を根本的に取り除く例として、外科手術(気道をふさいでいる部分を取り除く)があげられますが、ここでいう「いびきを根本的に治す方法」は手術ではなく、家庭でもできる内容のもの。
手術には頼らず、自力で治すことができる方法です。
いびきの根本原因とは何なのか
いびきの根本原因は、喉周辺の筋肉のゆるみです。喉は周辺が筋肉で支えられていて、起きている時はその筋肉が緊張しているため、口で呼吸しても音は出ません。
それが睡眠中になると、体がリラックスするためにあごが下がり、また舌も落ち込み、空気の通り道である気道をふさぎます。
この状態で呼吸をすると、空気抵抗によって、喉の奥周辺の粘膜が振動していびきをかくんです。
いびきを改善するコツは、身体の根本からいびきを抑えるよう体質に働きかけ、体の内側から導いていくこと。
いびきは深刻な病気ではありません
いびきは他の病気と違って痛みもないし、本人にとってはいびきをかいている自覚もなく、放っておいてもすぐに何かあるわけではありません。死ぬこともない。
なので、すぐに治療しなくても大丈夫。
ですが、一緒に寝ている奥さんはどうでしょう。あなたに早くいびきを治してほしい、と思っているのではないでしょうか。
いびきは、かいている本人よりも隣で寝ている人を悩ませるのです。
あなたが一日も早くいびきを治し、健康で幸せな日々を送られることを願っています。
まとめ
今回は、うつ伏せでもいびきをかくことについて、考えられる原因を1つずつ、全て解説してきました。
通常の寝具を使う場合、うつ伏せ寝って実は難しいと思うんです。枕に顔をうずめると息苦しいし、胸が圧迫されてうまく呼吸ができないこともあるでしょう。
いびきを治すのが目的なら、横向き寝がおすすめ。こちらの記事に横向き寝でいびきを改善する方法を書いていますので、参考にしてください。
参考:いびきは横向き枕で治す!タオルでの高さ調整から抱き枕まで一挙紹介
もし、横向き寝でもいびきが治らない場合は、こちらの記事で原因を探ってみてください。
参考:横を向いて寝てもいびきをかいてしまう|横向きでも治らないのはなぜ?
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