奥さんにいびきがうるさい!と言われ、いびきを治す方法を探しているあなたへ。
実はいびきに効くのは舌回りの体操で、その効果は意外と大きく、これをやればいびきを自力で治すことが可能。
なぜ、舌回りの体操がいびきに効くのかというと、いびきの根本原因の1つは、喉まわりの筋肉低下による舌の落ち込みで気道が狭くなることにあるから。
今回ご紹介する舌回し体操によって、その筋肉を鍛えることで舌の落ち込みを抑えることができるんです。
たとえば、あいうべ体操も有名ですよね。あの舌の動きを毎日行うことで舌の筋肉が鍛えられ、舌の落ち込みを抑えられるようになります。
今回は、いびきを治す近道は自力でのトレーニングだ!ということで、いびきに効く体操のやり方をお伝えします。
Contents
いびきを治すということ
あなたのためにはもちろんのこと、奥さんや子どものためにも、いびきを根本的に治すための行動を起こしませんか。
いびきは、かいている本人はなかなか自覚できないもの。だから、誰かに指摘されるまでは、自分がいびきをかいているなんて考えもしないのです。
それゆえ、「たかがいびきくらいで」と思いがちですが、横で寝ている奥さんはたまったものではありません。
毎日毎晩、すさまじい轟音を聞かされて眠れない・・・そんな奥さんの身になって想像してみたら、どうでしょう。あなたは耐えられますか?
間違いなく耐えられませんよね。そして、奥さんの身になって想像してみることで、いびきをかいて申し訳ない、という思いが出てきたのではないでしょうか。
奥さんは、あなたに早くいびきを治してほしい、と思っています。それは自分の安眠のためでもありますが、あなたの健康を気にかけてのこと。
いびきは、かいている本人よりも隣で寝ている人を悩ませるのです。
あなたが一日も早くいびきを治し、健康で幸せな日々を送られることを願っています。
いびきのメカニズム
いびきに効く体操のやり方をお伝えする前に、いびきが発生するメカニズムをおさらいしておきます。
いびきの主な原因の1つは、仰向けに寝たときに重力で舌が喉の奥の方へ落ち込み、気道が狭くなること。
気道が狭くなったところを呼吸によって空気が流れると、粘膜が振動して音が出る、これがいびきです。
いびきをかくと低呼吸になって、脳に酸素が行き渡らないため、起床時に倦怠感が出る人がいます。さらに高血圧や糖尿病、心臓病、脳卒中などのリスクを高めることも。
軽いいびきなら、まず枕の高さを合わせてみてください。枕が高すぎて、あごが喉を圧迫していびきをかいていることがあるから。
首がまっすぐ平行になるように高さを調整すると、多くの場合いびきが改善されます。
いびきがひどい場合は、横向き寝がおすすめ。先ほど説明したように、仰向けに寝ると気道が狭くなりやすいからですね。
なお、慢性的な鼻づまりのある人は、まずは耳鼻科を受診してください。鼻づまりが原因でいびきをかいている場合は、今回ご紹介する舌回し体操では効果がありません。
参考:横を向いて寝てもいびきをかく!鼻いびきなら自力で治すのは難しい
いびきは舌回し体操で治す!
いびきを自力で治すことが可能な、いびきに効く舌回し体操のやり方をお伝えします。
舌回し体操
舌回し体操は、二重あごの改善など美容体操として有名ですが、舌を前へ引き上げて筋肉を鍛えるため、いびきにも効果があるんです。
いびき、二重あごの改善、脳の活性化、唾液の分泌促進、ほうれい線のシワ予防、など、健康面から美容面まで、たくさんの効果が期待できます。
舌回し体操のやり方
口を閉じた状態で、
- 舌を歯の外側に沿ってゆっくりと右回りに20回まわす。
- 同じように左回りに20回まわす。
これを1セットとして、1日3セット行います。
自力でのトレーニングが完治への近道だ!
いびきを治すために、ここでご紹介したように「枕の高さを合わせる」、「横向きに寝る」などの対策方法があります。
また、口呼吸を抑える口閉じテープやマウスピースなどのいびき対策グッズもたくさんありますね。
ただ、これらは一時的な改善でしかなく、それをやめてしまうと効果がなくなってしまうものがほとんど。
いびきを根本から治すことにはつながりません。
いびきを完治させるには、舌回し体操のような、自力でのトレーニングが間違いない方法。
気道と関わっている舌回りの筋肉を鍛えることで、寝ているときの舌の落ち込みを防ぐことができるんです。
ここで、いびきに効く体操をもう一つお伝えします。
注)あいうべ体操は、みらいクリニック院長である今井一彰(いまいかずあき)先生が考案された、口呼吸改善のためのエクササイズです。
あいうべ体操
あいうべ体操は舌位置を改善するための体操で、舌が正常な位置である上あごにつけば、無意識に口が開くことがなくなり、鼻呼吸になっていきます。
舌位置改善にはまず3週間、そして3ヶ月続けると、いびきの改善が期待されます。
特に、舌を前上方向へ引き上げる筋肉が鍛えられ、仰向けで寝たときに舌が落ちるのを防ぐことができ、気道を確保できるようになるんです。
ここでは、あいうべ体操の具体的なやり方を説明しますね。まずは動画で確認してください。
あいうべ体操のやり方
ポイントは、1つ1つ大きく口を動かし、ゆっくりと行うこと。
-
- 「あー」と口を大きく開けて、1秒キープ。
- 「いー」と口を横に大きく広げて、1秒キープ。
- 「うー」と口を思い切りすぼめて、1秒キープ。
- 「べー」と舌を出して、1秒キープ。 前にではなく、下に向かって出すように意識して。
これを、10回を1セットとして、1日3~5セット行います。声は出さなくてもOKですが、できれば出したほうがよいです。
いびきが改善するまでの間は口閉じテープ
舌回し体操やあいうべ体操のトレーニングによる効果が、いびきの改善に作用するまでは3ヶ月と時間がかかります。
いびきが改善されるまでの間、使用するとよいのが口閉じテープ。
口を開けて仰向けで眠ると舌が落ち込んでしまうため、気道が狭まり、これがいびきの原因に。
口閉じテープで口をしっかりと閉じて鼻呼吸をするだけでも、いびきは大きく改善します。
まとめ
今回は、いびきを治す近道は自力でのトレーニングだ!ということで、いびきに効く体操のやり方をお伝えしました。
いびきを完治させるには、自力でのトレーニングしかありません。ちまたで言われている改善方法はほとんどが対症療法なんです。やめたらまたいびきをかいてしまう。
時間はかかりますが、ここは奥さんのためにも覚悟を決めて決断をして、いびきを治しましょう。
舌回し体操の自力トレーニングでいびきを治して、快眠と健康、そして幸せを手に!
応援クリックをポチッとお願いします!