うんざりする女性

 

奥さんからいびきがうるさい!と言われ、横を向いて寝てみてもいびきをかいてしまう・・・

そんなあなたは、夫婦別室は避けたい、なんとかしていびきを治したいと思っていることでしょう。

 

普通なら、いびきが横向きで寝れば治るはずなのに治らない、というのは少し不安ですよね。

 

いびきが横向きでも治らない原因が、実は4つあって、中には横向きに寝ているつもりができていない場合も。

今回は、いびきが横向きで寝ても治らない原因を詳しく見ていきましょう。

 

いびきが横向きでも治らない!そこには別の原因が

うるさい

 

いびきの原因は、仰向けに寝ることで舌が下に落ち込み、喉(のど)の気道がより狭くなり、そこに空気が通ることで気道の周囲が振動すること。

人間は、睡眠時には筋肉がゆるむため、そのときの舌の落ち込みは大きくなります。起きているときに仰向けで寝てみても、舌が落ちているとは感じないでしょう。

 

ふつうなら横向きに寝ることによって、舌の落ち込みを防ぎ、喉の気道が狭くなるのを防ぐことでいびきを抑えることができるんです。

いびきが横向きでも治らないのは、舌の落ち込みではない、別の原因があるということ。

 

次の項で、その原因と治し方を見ていきましょう。

 

いびきが横向きでも治らないときの治し方

医師

 

いびきが横向きでも治らない、つまり、いびきの原因が仰向けに寝ることによる舌の落ち込みではなかったとき、いったいどうしたらいびきが治るのでしょうか。

ここでは、考えられる原因を4つあげてみます。

 

生活習慣の改善(飲酒、喫煙、肥満)

酒飲み、タバコを吸う、太っている人は、まず生活習慣を改善してください。

 

お酒が大好きな人へ。

アルコールには筋肉を緩ませる効果があります。つまり、アルコールによって喉の気道を支える筋肉が緩むと、舌がより落ち込みやすくなって、いびきがひどくなるんです。

 

寝る前のお酒は控えめに。そして、たまには休肝日を作って、その日は早寝をしましょう。

 

ヘビースモーカーの人へ。

禁煙にチャレンジしましょう。健康を手に入れるにはそれしかありません。

タバコを吸う人は、吸わない人に比べて睡眠時無呼吸症候群になる可能性が高いというデータがあります。

タバコの煙によって⿐や喉の粘膜が慢性的な炎症を起こして、それが睡眠時に振動することでいびきの原因に。

 

太っている人へ。

太っている人は、喉の周囲にも脂肪がついているため、喉の気道が圧迫されやすい。

これを機に、ダイエットするしかありませんよ。

 

寝相が悪い(途中で仰向けになる)

寝相が悪いと、寝始めに横向きで寝ていても、いつの間にか仰向けになって寝ていることがあります。

自分では横向きで寝ているつもりが、実はできていないんですね。

 

すると、その仰向けで寝ている間にいびきをかいてしまう。

いま、あなたは疲労感やストレスを感じていませんか。そのような状態だと、寝相が悪くなって呼吸も浅くなるため、いびきをかきやすくなります。

 

寝相を良くして横向きで寝るためには、以下のことを試してみてください。

  • 頭部と首、体が一直線になるように枕の高さを調整する
  • 横向き寝専用の枕を使う
  • 寝始めに横になった後に背中と敷布団の間にバスタオルを敷いて、寝返りを抑える
  • 運動や好きなことをしてストレス解消

 

顎が細い

顎が細い人は、太っていなくてもいびきをかく人が多いですね。

なぜなら、顎が細いと下顎の位置が首寄りに近くなって、寝たときに口が開きやすく、そのときに喉の気道を圧迫するから。さらに、口が開くと舌の落ち込みもひどくなります。

 

睡眠時に舌が落ち込んで気道をふさがないよう、自分の歯型に合わせたマウスピースを使うことで、気道を確保できます。

 

マウスピースはドラッグストアなどの店頭で買えるものと、歯科や耳鼻科で作ってもらうものがあります。

店頭で買えるマウスピースには、自分で型を取って作るタイプと、既製品タイプの2種類があります。

 

既製品タイプは、買ったらそのまま使える手軽さがメリット。ただし、自分のサイズに合わない可能性があり、また舌を固定するためのコツが必要だったりなど、少し使い方が難しいところもあります。

 

その点、自分の歯型を取って作るものは安心ですよね。

型を取って作るタイプのものでも店頭で買えるものが私としてはおすすめ。なぜなら、うまく型が取れさえすれば、比較的安く手軽に、自分に合ったマウスピースを作ることができるから。

 

また、普段はガムを噛むのもよいですね。噛むことで顎を鍛えて、舌の落ち込みを軽減してくれます。

 

鼻づまり

鼻づまりがある人は、鼻いびきである可能性が高く、鼻いびきは喉ではなく鼻に原因があるため、

いびきが横向きで寝ても治らないんです。

 

鼻づまりの原因として考えられるのは、副鼻腔炎(昔でいうところの蓄膿症)や鼻中隔彎曲(びちゅうかく わんきょく、鼻の骨が曲がった状態=形成不良)といった鼻の病気。

また、副鼻腔炎を放置しておくと鼻の粘膜が腫れあがり、鼻の中に鼻茸(はなたけ、鼻の粘膜の炎症でできるポリープ=腫瘍)ができることがあるのですが、これもいびきの原因になります。

 

上記のような鼻の病気がある場合は、まず病院を受診してください。自力で治すのは難しいので。

 

いびきを治すということ

ほんの少しの努力と行動、そして継続の力があれば、いびきは治すことができます。

毎日少しづつでも継続して取り組むことができれば、もういびきは治ったも同然。あとは結果が出てくるまで、それをやり続けるだけです。

 

また、毎日の良質な睡眠は、脳を含めた身体の組織を回復させ、健康でいるためには必要なものですよね。

あなたがいびきを治すことは、あなたの健康を心配しつつ、自身も寝不足で悩んでいるあなたの奥さまも救うことにもなります。そして夫婦、さらには家族全体の幸せにもつながっていくんです。

 

これは本当のことです。何も大げさなことではありません。あなたがいびきを克服した先に待っているのは、自信にあふれた、幸せな充実感のある毎日。

あなたが一日も早くいびきを改善し、健康で幸せな日々を送られることを願っています。

 

まとめ

ガッツポーズ

 

今回は、いびきが横向きでも治らない原因について、代表的な4つをお伝えしました。

 

まずは生活習慣がなっていない人へ。お酒が大好きな人は、寝る前のお酒を控えめに。タバコを吸う人は、喉のためにも健康を手に入れるためにも禁煙しましょう。

太っている人は、筋トレとダイエットで大変身するしかありません。

 

そして顎が細い人は、これは骨格の問題ですから、マウスピースで気道を確保。ガムを噛むのもおすすめです。

最後に、鼻づまりは、まずは病院へ。耳鼻科を受診してください。自力で治すのは難しい。

 

また、いびきを根本的に治したい人は、舌回りのトレーニングが一番のおすすめ。これは、継続すれば必ずや効果が表れます。

そして、どうか寝室が夫婦別室になりませんように!遠くからお祈りしております。

 

横向きでも治らないいびきを治して、快眠と健康、そして幸せを手に!

 


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