いびきを改善するためには、強い決意と継続の力がなければ話になりません。
奥さんからいびきがうるさい!と言われているのに気にも留めず、平気でいびきをかき続けていると、そのうち離婚の危機だって訪れるかもしれませんよ。
いびきを治すことができる人とは、絶対に治してやるという決意と、今回ご紹介するようなトレーニングを継続的にやっていける人なんです。
あとは共感力。一緒に寝ている奥さんがどんな気持ちでいるのかを察して、この先の夫婦関係を良い方向へ持っていける人。
努力する前から「できない」という人は、絶対にいびきを治すことはできません。
お手軽な対症療法で治ったように見えても、それは根本から治ったとは言い難いですね。
冒頭から厳しいことをお伝えしましたが、今回はいびき改善ストレッチの方法と、いびきの治し方はトレーニングと改善グッズの併用がおすすめな理由をお伝えします。
Contents
いびき改善ストレッチとは
いびき改善のためには、舌の筋肉をストレッチしつつ鍛えることが効果的。
舌まわりの筋肉を鍛えることで、舌を支える筋肉を強くし、舌が落ちるのを防ぐことができ、空気の通り道を確保できるようになります。
気道を確保できるようになれば、いびきもかかなくなるというわけですね。
まずは、先ほどの説明とは少しずれますが、簡単なストレッチ方法として、いびきに効くツボをご紹介します。
ツボ押し
人迎(じんげい)
首回りの血行をよくするツボ。場所は、のど仏から指2本分だけ外で、ちょうど脈を感じるところです。
親指とひとさし指ではさむように軽く触れて、30秒間くらいかけて左右にゆすります。
迎香(げいこう)
鼻づまりに効果のあるツボ。場所は小鼻の両脇のくぼみで、両方の人差し指をツボにあて、下から上(鼻の付け根)に向かって押し上げるように刺激します。
3秒で押し上げ、3秒で元に戻す感じで、20回ほどやってみてください。
風池(ふうち)
これも鼻づまりに効果のあるツボ。場所は首の後ろにあるくぼみの、髪の生え際。左右に1か所ずつあります。後頭部で親指だけを出すようにして両手を組んで、その親指で髪の生え際を刺激します。
3分間くらいかけて、ゆっくり押しましょう。力加減は自分が気持ちいいと感じる程度で。
次に、舌回りの筋肉に働きかけるいびき改善ストレッチ(トレーニング)を2つご紹介します。
いびき体操
最初に申し上げた通り、喉いびきの治し方の中でも、トレーニングがいびきの改善方法としておすすめです。
なぜなら、このトレーニングは喉いびきの根本原因である「寝ているときの舌の落ち込みによって、喉の気道が狭くなる」ことに対して、直接作用するものだから。
いびきの治し方トレーニングその1:あいうべ体操
この体操で鍛えられるのは、舌まわり口から舌まわりの筋肉。
特に、舌を前上方向へ引き上げる筋肉が鍛えられ、寝たときに舌が落ちるのを防ぐことができ、気道を確保できるようになるんです。
あいうべ体操のやり方
ポイントは、1つ1つ大きく口を動かし、ゆっくりと行うこと。
-
- 「あー」と口を大きく開けて、1秒キープ。
- 「いー」と口を横に大きく広げて、1秒キープ。
- 「うー」と口を思い切りすぼめて、1秒キープ。
- 「べー」と舌を出して、1秒キープ。 前にではなく、下に向かって出すように意識して。
これを、10回を1セットとして、1日3セット行います。
いびきの治し方トレーニングその2:舌回し体操
二重アゴの改善に効果のある、美容体操として有名な舌回し体操ですが、喉いびきの治し方としても効果があるんです。
実際にやってみるとわかりますが、終わった後にアゴの周りの筋肉がキツくなるのを感じます。それだけ筋肉に効いているということ。これは期待できます。
舌回し体操のやり方
口を閉じた状態で、
- 舌を歯の外側に沿ってゆっくりと右回りに20回まわす。
- 同じように左回りに20回まわす。
これを、1.と2.を1セットとして、1日3セット行います。
トレーニングのやり方と合わせて、別の記事ではいびきの原因についてもご紹介しています。
参考:喉いびきの治し方!トレーニングがいびきの改善方法としておすすめ!
いびきの治し方はトレーニングと対策グッズの併用がおすすめ
今回ご紹介した、いびきを治すためのトレーニングは、効果として表れるまでの期間が3ヶ月ほど。
そこで、いびきが改善されるまでの間、ぜひ行いたいのが対策グッズの併用です。
やはり横向き寝用の枕は間違いない
寝る向きを横向きに変えるだけで、舌の落ち込みを防ぎ、気道が狭くなるのを防ぐことができます。
このときの寝る姿勢として、「シムス体位」がおすすめ。妊婦さんにおすすめの横向き寝方法なのですが、ちょっと太り気味の方にも効果的です。
シムス体位で寝るときは、体の左側を下にして横になり、以下の姿勢を取ってください。
- 下にある左足は、まっすぐ伸ばす
- 右足は足の付け根から曲げて、膝は90度曲げた状態にして、曲げた膝はベッドの上に置く
- お腹に負担が掛からない程度に、少しうつ伏せ気味に体をかぶせる
この横向き寝をサポートしてくれるのが枕。ネット上で売られているのを見かけますが、枕はその人に合う・合わないがあるので、買う際にはお店に行って実際に手に取ってみるのがよいでしょう。
また、抱き枕も横向き寝を促してくれます。シムス体位には抱き枕のほうがベター。
口閉じテープは即効性あり
併用して使用するグッズとして、お手軽に試すことができるのが口閉じテープ。
原因にもよりますが、いびきは口をしっかりと閉じて鼻呼吸をするだけでも、大きく改善します。
使い方は簡単で、寝る前に口に対して縦にテープを貼るだけ。横幅が広いタイプのものだと、横からの息漏れが少なくて済みます。
口に貼ったときの違和感が気になる人は、唇にあたる部分がくっつかないタイプがおすすめ。
貼ってもすぐに取れてしまう、という人には、強力接着タイプを。ただ、唇が乾燥しがちな人は、はがすときに唇を傷つけないよう注意が必要。特に冬場はそうですね。
もう一つ、口全体をしっかりカバーする独自の形をしたタイプがあります。こちらは医療用のシリコン素材を使っているため、唇にも優しいんです。
さらに番外編として、どの家庭にもある絆創膏。これも応急用として、口閉じテープに使えます。
ちょっと試してみるのには絆創膏がいいですよね。
いびきを治すということ
あなたのためにはもちろんのこと、奥さんや子どものためにも、いびきを根本的に治すための行動を起こしませんか。
いびきは、かいている本人はなかなか自覚できないもの。だから、誰かに指摘されるまでは、自分がいびきをかいているなんて考えもしないのです。
それゆえ、「たかがいびきくらいで」と思いがちですが、横で寝ている奥さんはたまったものではありません。
毎日毎晩、すさまじい轟音を聞かされて眠れない・・・そんな奥さんの身になって想像してみたら、どうでしょう。あなたは耐えられますか?
間違いなく耐えられませんよね。そして、奥さんの身になって想像してみることで、いびきをかいて申し訳ない、という思いが出てきたのではないでしょうか。
奥さんは、あなたに早くいびきを治してほしい、と思っています。それは自分の安眠のためでもありますが、あなたの健康を気にかけてのこと。
いびきは、かいている本人よりも隣で寝ている人を悩ませるのです。
あなたが一日も早くいびきを治し、健康で幸せな日々を送られることを願っています。
まとめ
今回はいびき改善ストレッチの方法と、いびきの治し方はトレーニングと改善グッズの併用がおすすめな理由をお伝えしました。
冒頭にも書きましたが、いびきを改善するためには、強い決意と継続の力がなければ話になりません。
奥さんからいびきがうるさい!と言われているのに気にも留めず、平気でいびきをかき続けていると、そのうち離婚の危機だって訪れるかもしれませんよ。
ぜひ、あなたの強い決意と継続の力で、いびきを改善していきましょう!
いびき改善ストレッチでいびきを治して、快眠と健康、そして幸せを手に!
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