ふと気を抜いたとき、あなたの口は開いていないでしょうか。丸くぽかんと開く人もいれば、横に薄く開く人もいるでしょう。
心当たりのある方は、もしかしたら口呼吸になっているかもしれません。しかも、その口呼吸がいびきの原因になることも。
そんなあなたへ、今回は3つの原因別に、うるさいイビキを止める方法をお伝えします。
その原因とは、鼻づまり、肥満、顎が小さい/口呼吸の3つ。
記事を読んでいただき、まずは自分のいびきの原因がどれなのかを判断して、それぞれの治し方を試してみてくださいね。
Contents
うるさいイビキを止める方法:鼻づまりの場合
鼻炎などで鼻がつまっている状態だと、鼻で呼吸できないので、口呼吸になりますよね。
その口呼吸が、寝ているときの舌の落ち込みを助長して、いびきがひどくなるんです。
鼻づまりの原因として考えられるのは、(昔は蓄膿症と呼ばれていた)副鼻腔炎や鼻中隔彎曲(鼻の骨が曲がった状態=形成不良)といった病気。
鼻づまりによって口呼吸になると、当然口が開くわけですが、口が開くと、舌の落ち込みがひどくなるんです。それはなぜなのか。
ここには、口呼吸によるいびき発生のメカニズムが隠されています。ヒントは、あごは上下に動くのではなく、顎関節を支点として、扇のように動くということ。
答えはこちらの記事に書いてありますので、気になる方は読んでみてください。
参考:いびきが横向きでも治らない!うるさい原因は鼻いびきかも
また、人間は鼻で呼吸をすることで、鼻毛と鼻の粘膜を通してフィルターし、その後にのど、気管、肺へ空気を送ることによって、のどや肺を守っています。
口呼吸になると、鼻のフィルターを通さずに直接空気を取り込むことになるため、のどや肺に負担がかかります。
そういった健康面からも、鼻づまりは早めに治す必要があります。
鼻いびきの場合、自力で治すことはほぼ不可能ですので、病院を受診してください。なぜなら、その原因が鼻の疾患だから。
うるさいイビキを止める方法:肥満、二重あごの場合
中高年のいびきの原因でいちばん多いのが肥満で、舌やのどの内側にも脂肪がつくため、のどが狭くなります。
見た目にわかりやすいのは、二重あごの状態ですね。(写真は、二重あごを気にする女性)
また、肥満の人はその体型や体重が重いことから、横向き寝にするのが苦痛で、仰向けで寝ることが多いですね。肥満の人は心当たりがあるでしょう。
そうすると舌の落ち込みが大きくなって、よけいにいびきがひどくなるんです。
これはもう、ダイエットするしかありません。
ダイエットの方法は専門外ですので・・・別のブログで調べてください!
うるさいイビキを止める方法:あごが小さい、口呼吸の場合
あごが小さい人は、仰向けで寝たときに舌を口の中で保持できず、やはり舌の落ち込みが大きくなって、いびきがひどくなります。
また、寝ているときに口が開きやすくなるのも、あごが小さい人の特徴。
口呼吸になって口を開くことが、舌の落ち込みを引き起こすと同時に喉の気道を圧迫し、気道が狭くなって、いびきがひどくなる原因に。
ここは、鼻づまりによる原因とつながってきますね。
この場合の原因は顎の骨格ですから、治すのはとても難しいのですが、おすすめはマウスピースと口閉じテープです。
マウスピースについては、別の記事で詳しく説明していますので、こちらでご確認ください。
参考:いびきがマウスピースで治るのはなぜ?いびきを治す自力改善グッズ5選
口閉じテープは、安い割に効果が高い、コスパの高いアイテム。テープで物理的に口を閉じさせることによって、鼻呼吸を促してくれます。
ただし、口閉じテープやマウスピースはあくまで対症療法。即効性はありますが、根本的に治したことにはなりません。
時間はかかりますが、根本的に治すなら舌回りのトレーニングですね。
参考:喉いびきの治し方!トレーニングがいびきの改善方法としておすすめ!
いびきを治すということ
信じられないかもしれませんが、正しい方法さえ知れば、いびきを改善することは簡単です。
このページを読んでいるあなたは今、このようなことでお悩みですよね。
- いびきがうるさいと、奥さんから文句を言われる
- いびきが原因で夫婦関係が気まずい
- 市販のいびき防止グッズをいろいろ試したが、いまひとつ効果がない
- 睡眠時無呼吸症候群かもしれないと思っている
- できれば手術はやりたくない
- いびきが気になって、家族や友人と旅行に行くのは気が進まない
- 睡眠時間は十分なのに朝の目覚めがすっきりせず、日中に眠気を感じる
たかがいびきと、あなどってはいけません。されどいびきなのです。
いびきが、お互い信頼し合い、仲良くやってきた夫婦の間に大きな亀裂を作ることだってある。
あなたがいびきを治すことで、あなた自身の快眠と健康を手に入れることができます。
それにとどまらず、あなたの健康を心配しつつ、自身も寝不足で悩んでいる奥さんを救うことにもつながる。
そしてそれが夫婦、さらには家族全体の幸せにもつながっていくんです。これは何も大げさなことではなく、本当にそうなります。
あなたがいびきを克服した先に待っているのは、自信にあふれた、幸せで充実感のある毎日。
そんな素敵な毎日を過ごしている自分を想像してみてください。
あなたが一日も早くいびきを改善し、健康で幸せな日々を送られることを願っています。
まとめ
今回は、いびきを止めたい人へ、鼻いびきと喉いびき2つの原因別にうるさいイビキを止める方法をお伝えしました。
鼻いびきは鼻の疾患が原因ですから、早めに病院を受診してください。
鼻づまりによる口呼吸は、鼻のフィルターを通さずに直接空気を吸うというところで体にも良くありません。早めに治すことをおすすめします。
喉いびきなら、自力で治す余地があります。今回ご紹介した、イビキを止める方法を試してみてください。
特に舌回りのトレーニングについては、効果が出るまで3ヶ月ほどかかりますので、根気よく続けてくださいね。
うるさいいびきを止めて、いびきを治して、快眠と健康、そして幸せを手に!
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