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奥さんからいびきがうるさい!と言われ、どうも夫婦関係がギクシャクしてきた、というあなたからは、いびきをやめたい!という切実な願いが伝わってきます。

そんなあなたへお伝えしたいのは、いびきは病院へ行かなくても自力で治すことができる、ということ。

 

なぜなら、仰向けで寝たときの舌の落ち込みを防ぐことができれば、いびきはかかないから。

そのためには、舌回りの筋肉を鍛えることがとても重要になってきます。

 

今回は、いびきをやめたい!というあなたへ、いびきを自力で治す方法をお伝えします。

 

いびきは自力で治せないこともある

びっくり!

 

いびきを自力で治す方法をお伝えします、と言いましたが、実は、自力で治すことが不可能ないびきがあるんです。

いびきの原因は様々で、それは舌の落ち込みだけではありません。原因によっては、どうしても病院でしか治せないものが。

 

自力で治すことができないのは、例えば以下のものです。

 

喉いびきの原因となる喉の病気 扁桃肥大

扁桃(へんとう)は一種の免疫系器官で、呼吸器から進入した細菌やウイルスが体中に回らないようにする役割を持っています。

扁桃が炎症を起こして腫れている場合、喉の気道が狭くなって、いびきの原因となることがあり、この場合は肥大した部分を切り取るなどの手術が行われます。

 

そんな大事な器官を切り取っても大丈夫なの?と思われるでしょうが、扁桃よりは小さくて同様の役割を持つリンパ小節というものが体中に存在するため、健康に影響が出ることはありません。大丈夫です。

 

なお、この扁桃肥大はいろんな感染症の原因となることもあるため、これに該当するかも、と思われる方は早めに対処してください

 

もう一つ、口蓋垂(のどちんこ)が生まれつき大きな人は、特に口呼吸の時に気道が狭くなったり、のどちんこ自体が振動して、それがいびきになるんです。

こちらも扁桃肥大と同様、肥大した部分を切り取るなどの手術が行われます。

 

 

鼻いびきの原因となる鼻の病気 鼻づまり

鼻炎で鼻が詰まっている状態だと、口呼吸になりますよね。その口呼吸が舌の落ち込みを助長して、いびきがひどくなるんです。

鼻が詰まっている原因として考えられるのは、副鼻腔炎(昔は蓄膿症と呼ばれていました)や鼻中隔彎曲(鼻の骨が曲がった状態=形成不良)といった病気。

 

また、副鼻腔炎を放置しておくと鼻の粘膜が腫れあがり、鼻の中に鼻茸(鼻の粘膜の炎症でできるポリープ=腫瘍)ができます。これもいびきの原因になります。

 

いびきの原因は、寝ているときに舌が落ち込み、気道が狭くなったところで、そこを空気が通ることで発する振動音。

鼻づまりによって口呼吸になると、当然口が開きますが、口が開くと、舌の落ち込みがひどくなるんです。それはなぜなのか。

 

ここからは、あなたの想像力をフル回転させてください。

口が開くと、のどの方向へ下あごが動きます。あごは上下に動くのではなく、顎関節を支点として、円を描くように動くから。

 

そうするとどうなるか。下あごがのどを圧迫して、のどの奥の気道が狭くなり、この状態で呼吸をすると、いびきが発生するわけです。

これが口呼吸によるいびき発生のメカニズム。

 

また、通常は鼻で呼吸をすることで、空気中の菌やウイルスを鼻毛と鼻の粘膜を通してフィルターし、その後にのど、気管、肺へ空気を送ることによって、のどや肺を守っています。

口呼吸になると、鼻のフィルターを通さずに直接空気を取り込むことになるため、のどや肺に負担がかかります。そういった側面からも、口呼吸は早めに改善したいところ。

 

いびきをやめたい!治す方法は舌の体操だ!

猫舌

舌回し体操

舌回し体操は、二重あごの改善など美容体操として有名ですが、舌を前へ引き上げて筋肉を鍛えるため、いびきにも効果があるんです。

実際にやってみると、やった後に顎の周りの筋肉が疲れるのを感じます。それだけ筋肉に効いているということ。

 

舌回し体操のやり方

 

口を閉じた状態で、

  1. 舌を歯の外側に沿ってゆっくりと右回りに20回まわす。
  2. 同じように左回りに20回まわす。

これを1セットとして、1日3セット行います。

 

あいうべ体操

 

あいうべ体操で鍛えられるのは、舌と口の周辺の筋肉。

舌を前上方向へ引き上げる筋肉が鍛えられ、寝たときに舌が落ちるのを防ぐことができ、気道を確保できるように改善されていきます。

 

口を大きく開けて、「あー」「いー」「うー」「べー」と最後は舌を思いっきり出す感じで、やってみてください。

 

あいうべ体操のやり方

ポイントは、1つ1つ大きく口を動かし、ゆっくりと行うこと。

    1. 「あー」と口を大きく開けて、1秒キープ。
    2. 「いー」と口を横に大きく広げて、1秒キープ。
    3. 「うー」と口を思い切りすぼめて、1秒キープ。
    4. 「べー」と舌を出して、1秒キープ。 前にではなく、下に向かって出すように意識して。

これを、10回を1セットとして、1日に3セット行います。

 

このあいうべ体操は、いびき以外にもいろんな効果が期待でき、口呼吸から鼻呼吸への改善によって風邪やインフルエンザの予防になったり、アレルギーが改善したという例もあります。

いびきを治して快眠を得られ、さらに健康までも手に入れることができますね。

 

いびきを治すということ

家庭でも簡単にできる、いびきを元から改善するテクニックがあります。

 

このページを読んでいるあなたは、このようなことでお悩みではないでしょうか。

  • いびきがうるさいと、奥さんから文句を言われる
  • いびきが原因で夫婦関係が気まずい
  • 市販のいびき防止グッズをいろいろ試したが、いまひとつ効果がない
  • 寝ているときに呼吸が止まっているようで、睡眠時無呼吸症候群かもしれない
  • 手術はしたくない
  • いびきが気になって、家族や友人と旅行に行けない
  • 睡眠時間は十分なのに朝の目覚めがすっきりせず、日中に眠気を感じる

 

いびきが原因で夫婦別室となり離婚寸前だったところ、ある方法でいびきを治し、夫婦円満な関係を取り戻した人がいます。

 

あなたがいびきを治すことで、快眠と健康を手に入れることができます。

そして、あなたがいびきを治せば、寝不足で悩んでいる奥さんを救うことにもなるんです。

 

そしてそれが夫婦関係の改善、さらには家族全体の幸せにもつながっていきます。うそではありません。あなたがそう思って行動すれば、本当にそうなります。

あなたがいびきを治したその先に待っているのは、自信にあふれた、幸せで充実感のある毎日。

 

そんな素敵な毎日を過ごしているあなたを想像してみてください。

あなたが一日も早くいびきを治し、健康で幸せな日々を送られることを願っています。

 

まとめ

医師

 

今回は、いびきをやめたい!というあなたへ、いびきを自力で治す方法として、舌回し体操とあいうべ体操、2つの体操をお伝えしました。

 

これらの体操で舌回りの筋肉を鍛えれば、いびきはかかなくなります。

ただし通常の筋トレと同じく、効果が出るまでにはある程度の時間がかかりますから、根気よく続けてください。

 

とはいえ、自力で治すことができないいびきも中にはあって、それはいびきの原因が鼻の病気、または喉の病気だったとき。

自覚症状として、鼻づまりや喉の違和感、扁桃腺がよく腫れる、などがある場合には、まずは病院で診てもらってください。

 

舌回りの筋肉を鍛えていびきを治して、快眠と健康、そして幸せを手に!

 


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