奥さんにいびきがうるさい!と言われ、対策を考えているあなたは、そもそもいびきはなぜ出るのか、ご存じでしょうか。
いびきの原因は、なんらかの理由で気道が狭くなり、その狭くなった気道を空気が通ることで発生する音。
今回は、いびきはなぜ出るのか、原因とその対策を5つ、お伝えします。
Contents
いびきはなぜ出る?いびきを治す前に原因を知る
いびきはなぜ出るのか? あのすさまじい音はどこから出るのか?
その原因は、気道が狭くなったところに空気が通って、その周りの組織が振動することで発生する音にあります。
いびきには2種類、単純性いびきと睡眠時無呼吸を伴ういびきがあります。
前者は鼻づまりや疲労、飲酒などが原因の一時的ないびき。こちらはさほど問題ありません。
後者は常時いびきがあり、人から指摘されるほどの大きな音を伴います。対策が必要なのはこちらのタイプ。
ここから、いびきの原因となりうる事象を5つ挙げてみます。
原因その1:肥満
中高年のいびきの原因でいちばん多いのが肥満で、舌やのどの内側にも脂肪がつくため、のどが狭くなり、そこが振動しやすくなります。
見た目にわかりやすいのは、二重あごの状態ですね。
また、肥満の人はその体型や体重が重いことから、横向き寝にするのが苦痛で、仰向けで寝ることが多い。
そうすると舌の落ち込みが大きくなって、よけいにいびきがひどくなるんです。
原因その2:下あごが小さい
あごが小さい人は、仰向けで寝たときに舌を口の中で保持できず、やはり舌の落ち込みが大きくなって、いびきがひどくなりがち。
やせている人でも、あごが小さい場合はいびきをかくことがあります。
原因その3:口呼吸
口呼吸になって口を開くことが、舌の落ち込みを引き起こすと同時に喉の気道を圧迫し、気道が狭くなって、いびきがひどくなる原因に。
寝ているときに口が開くと、舌の落ち込みがひどくなる原因は何なのか。
口が開くと、のどの方向へ下あごが動きます。あごは上下に動くのではなく、顎関節を支点として、円を描くように動くから。
そうすると、下あごがのどを圧迫して、のどの奥の気道が狭くなり、この状態で呼吸をするといびきが発生するわけです。
原因その4:アルコール(お酒)
飲み過ぎた日は特にいびきがひどい、と言われませんか?
アルコールには筋肉を緩ませる効果があります。つまり、アルコールによって喉の気道を支える筋肉が緩むと、舌がより落ち込みやすくなって、いびきがひどくなるんです。
原因その5:仰向き寝
これは単純に重力の話です。仰向けに寝ると、舌の落ち込みが大きくなり、気道が狭くなって、いびきが大きくなります。
このとき、口を開けて寝てしまうと口呼吸になって、さらにいびきが悪化。
いびきを治すための対策5選
対策その1:肥満ならダイエットしかない
これを機にダイエットしましょう。
奥さんと一緒にウォーキングやジム通いをすれば、一緒に改善しようと夫婦の絆も強くなり、さらに奥さんも運動不足が解消でき、やせることができますよね。そうなったら一石三鳥。
1人でやるとなかなか続かなくても、2人でやれば長続きしますからね。
やせてキレイになった奥さんに惚れ直してしまうかも・・・
対策その2:下あごが小さいなら口閉じテープ&エクササイズ
いびきの改善方法として、エクササイズを2つお伝えします。
- あいうべ体操
- 舌回し体操
これらは、いびき改善以外にアンチエイジング効果も大きく、今のうちから舌のエクササイズを行っておけば、老化によって現れてくる口まわりの不調を未然に防ぐことができます。
効果が出るまでには2,3週間ほどかかりますので、それまでの間は「口閉じテープ」を併用してみて。
詳しくはこちらの記事で紹介していますので、合わせてご確認ください。
対策その3:口呼吸でも口閉じテープ&エクササイズ
口呼吸が原因の場合でも、改善方法は同じく口閉じテープ&エクササイズです。
同じく、だとアレなので、ここではエクササイズをもう一つお伝えしますね。
まず、舌の先を上の前歯の裏につけます。で、そこからのどのほうへ舌を動かしていきます。
ちょうど上あごをなめるような感じで。
のどの奥のほうまで動かしたら(上あごがかたいところから柔らかいところに変わったあたり)、そこから舌を左右に動かします。
目安は1セット20往復。のどの筋肉が少しきつくなってきたな、と感じるところで止めます。
これで舌の筋肉もバッチリ鍛えられます!
対策その4:アルコールなら晩酌は適量に
ここに当てはまる方は、ズバリお酒好きですね!
アルコールが持つリラックス効果は、身体面にも影響を与えます。筋肉の緊張をゆるめる作用が働いて、喉の筋肉がゆるんで、喉の気道が狭くなり、いびきを発生させるんです。
晩酌は適量に。また、適度に休肝日を作るのがよいでしょう。
適量は、純アルコールで20gと言われています。ビールなら500ml、焼酎なら100ml。
対策その5:仰向き寝なら横向き寝
寝る向きを横向きに変えるだけで、舌の落ち込みを防ぎ、気道が狭くなるのを防ぐことができます。
このとき、足を軽く曲げて身体が逆S字になるようにすると、リラックスできます。
この横向き寝をサポートしてくれるのが枕。
ネット上で売られているのを見かけますが、枕はその人に合う・合わないがあるので、買う際にはお店に行って実際に手に取ってみるのがよいでしょう。
また、抱き枕も横向き寝を促してくれます。
抱き枕の代わりに、奥さんを抱いて眠るのも効果がありますよ!
いびきを治すということ
信じられないかもしれませんが、正しい方法さえ知れば、いびきを改善することは簡単です。
このページを読んでいるあなたは今、このようなことでお悩みですよね。
- いびきがうるさいと、奥さんから文句を言われる
- いびきが原因で夫婦関係が気まずい
- 市販のいびき防止グッズをいろいろ試したが、いまひとつ効果がない
- 睡眠時無呼吸症候群かもしれないと思っている
- できれば手術はやりたくない
- いびきが気になって、家族や友人と旅行に行くのは気が進まない
- 睡眠時間は十分なのに朝の目覚めがすっきりせず、日中に眠気を感じる
たかがいびきと、あなどってはいけません。されどいびきなのです。
いびきが、お互い信頼し合い、仲良くやってきた夫婦の間に大きな亀裂を作ることだってある。
あなたがいびきを治すことで、あなた自身の快眠と健康を手に入れることができます。
それにとどまらず、あなたの健康を心配しつつ、自身も寝不足で悩んでいる奥さんを救うことにもつながる。
そしてそれが夫婦、さらには家族全体の幸せにもつながっていくんです。これは何も大げさなことではなく、本当にそうなります。
あなたがいびきを克服した先に待っているのは、自信にあふれた、幸せで充実感のある毎日。
そんな素敵な毎日を過ごしている自分を想像してみてください。
あなたが一日も早くいびきを改善し、健康で幸せな日々を送られることを願っています。
まとめ
今回は、いびきはなぜ出るのか?ということで、いびきがうるさい原因と対策を解説しました。
原因は様々ですが、対策はその原因に合ったものを選択するのが改善への近道。
そのためには、原因をしっかり見極める必要がありますね。
なぜいびきが出るのかを見極めて、いびきを治して、快眠と健康、そして幸せを手に!
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